リラクゼーションと整体と「この業界」についていろいろと私的にまとめてみた。

ども、ブクマでは散々突っ込みかましてる本業個人店経営チャレンジなう(死語)な、整体師のオバサンです。


なんだか、


乳幼児の頚椎カイロの死亡事故
首ひねる独自マッサージ後乳児死亡 NPO代表任意聴取:朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG9631WYG96PTIL003.html


から、


国家資格(あはき法免許)取得者による整体師やリラクゼーションのお店への批判論
なぜ整体やカイロ、無免許マッサージは放置されているか。 - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/716729


へと発展していったのを見て、


なんだかいろいろ考えてたことぶちまけたいなー、
と思ったので、
今までこの「リラクゼーション」と「整体」に身を置いてきた私から見た、いろいろなよしなし事を、まとめてみたいと思います。


とはいっても、反論とか言うんじゃなくて、自分が今まで知ってきた事見てきた事聞いてきた事感じてきた事をつらつらとまとめてみたものです。


あくまで参考に、という感じでとらえて頂けたらなぁ、と思います。


いやぁ書いてるうちにめっちゃ長文になってもた。ごめんなさい。

 

始めに、

 私の経歴とスペックをざっとまとめて見ます。


・約10年くらい前に、いわゆる「リラクゼーション」と呼ばれる種類のお店に勤め始めた。

・それから、チェーン店内を配置換えしながらも、約7,8年勤めた。
 ちなみに私は「“お店の中”では劣等生」でした。

・色んな事情があり(体力的な問題と、後は「女集団の諍いからくる争いから逃げた」のですはい)
 約2年前にお店を辞めた。

・それから半年くらい、整体の学校に通った。

・卒業した後、約1年前に個人店を開業。

・お店がもう少しで軌道に乗るか乗らないかというところで、現在かなり四苦八苦中。


以上、経歴。


スペックは、


・リラクゼーション(東洋式足つぼのケア含む)実務経験7,8年くらい。
・整体師と足つぼ師と、あとフット(足)とハンド(手)の西洋式リフレクソロジー民間資格所有。
アロマテラピーの基本知識ちょこっと(足つぼなどでアロマオイルを使うので)
・解剖学(主に筋肉骨格系)及び生理学、東洋医学の知識(つぼ(いわゆる経絡)中心)を噛み砕きながら、手揉みに関する医学的知識を絶賛吸収中。


まあ、こんなところです。


次に、

 私から見たこの業界の全体像を、簡単にざっくりと説明してみます。


1:整形外科医


  大学に6年間通い、医学を修めた「お医者さん」です。


  身体の筋肉や骨格や関節の機能不全、いわゆる身体の器械機能的故障。
  つまりは、ヘルニアとか靱帯や半月板の損傷、及び断裂、
  あとはすべり症とか分離症とか脊柱管狭窄症とかいう
  小難しい名前の重症な傷病の時に行くのがここ。
  急性症であるぎっくり腰や五十肩のなり始めのめっちゃ痛い時期なんかもこちらがお勧め。


  レントゲンやMRI、んでもってリハビリ(の理学療法士への指示は整形外科の先生から出ます。)
  そして手術はここでしか出来ません。
  基本保険効きます。
  でも、保険が効かない時もあります。


2:按摩マッサージ指圧師鍼灸師など

 

  按摩マッサージ指圧師
  鍼師、灸師、まとめて鍼灸師
   (“あんま、はり、きゅう”の頭文字を取った法律、通称「あはき法」が適用となる)
  柔道整復師(整骨院接骨院を開いてるのがこの人達です)


  主に専門学校に3年間通います。
  通信制やってるところもあります。
  お金は300万円くらいかかります。
  実は学校自体が少なめです。
  (主に都心や大都市圏に集中。もしくは視覚障害者専用の学校が温泉地にあったりする)


  神経痛、リウマチ、頸腕症候群(いわゆる肩懲り)、五十肩、
  腰痛症(つまり腰痛)、頚椎捻挫後遺症(むちうち)
  の治療(按摩針灸等の範囲内)が出来て、
  これらの治療に対して健康保険が使える。
  ただし、お医者さんの同意書が必要となる。


  詳しくはここ↓を参照で。
  はり・きゅう、マッサージ、整骨院接骨院の治療はどこまで健康保険が認められるか?
  |ダイヤモンド・オンライン
  http://diamond.jp/articles/-/14026?display=b


  保険がかかる時は、けっこう回り道通り道な上に、
  かなりの治療行為の制限があったりします。


  制限としてわかりやすいのが、
  「上記の6つの症状の治療“しか出来ない”事」
   そして、<br>
  「患部周辺に治療を施す事」
  例えば、整体やリラクゼーションのように、
  「全身くまなく施術する事」に対して“保険適用は出来ない”という事になります。
  (例えば、30分保険で治療したら、残りの時間は保険適用外の施術、という扱いになるんだそうで)


  あくまで「お医者さんの治療行為の補助」なんですね。


  そういった意味では、お医者さんみたいな治療をする人、ではなく、
  看護士や理学療法士(リハビリの指導をしてくれる人)に近い立場なんじゃないのかなー?
  と考えられるんじゃね?と思うわけです。


 ━━━━━━━━━━国家資格の壁━━━━━━━━━━
      ここまでが「治療」になります。


3:整体、カイロプラクティック、その他民間療法、代替医療


  個人が開いた学校に通って教えを受けての資格取得となりますが、
  お国の試験を経ないで資格免許取得となるので「民間資格」となります。


  私は実務経験有りだったので、半年くらいで卒業できましたが、
  私の通っていた学校は「実技と知識がある一定の水準に達するまで卒業出来ない」
  方針で、
  なおかつ、「働きながら合間合間に学校に来るシステム」
  を取っている為、卒業出来ない人はなかなか卒業出来なかったりしてました。


  基本50万円くらい(コースを増やすと料金もその都度お値段も上がる)払うのですが、
  それで最長二年の通学が許可されるんだけど、
  それでも卒業出来ない人もいたりしたり。


  学校によって教育内容や質、アフターケアもピンキリです。


  最近流行りのアロマテラピータイ古式マッサージ
  既に社会的地位が確立されているエステティック関連。
  そして悪名高い「ホメオパシー」も、実はここに入るわけです。


  「治療院」なんてのを開設してるいわゆる「民間療法」の場合もこの辺りかな?と。


4:リラクゼーション


  例えば、


-銭湯とかに入っている1時間6,000円くらいの手揉み屋さん。
-スーパーやデパートに入っている1時間5,000円くらいの手揉み屋さん。
-最近増えてきた大きい通り沿いにでっかく出来てる1時間2,890円(税別)の手揉み屋さん。
-有名どころだと、「て○みん」や「ら○ぃね」


  がここになります。


  会社にもよりますが、
  会社、というか、企業が設けた研修所(学校の場合もあります)で、
  大体一週間から一ヶ月くらい(学校だともうちょい長いかも)の研修を経て、配下の店舗に配属。
  そのあと、店舗内研修を経て接客開始、となります。


  継続的に店舗や企業で上達研修もあるところもあります。
  「ら○ぃね」の研修は、めっちゃ厳しいと小耳に挟んだことがあります。


  私個人として、これらは「企業内資格」という言い方でいいんじゃないかなーと思ってます。


  あ、あとそれと、
  リフレクソロジストはリフレクソロジーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC
  をやる人なので、混ぜ混ぜにしないでね。字面似てるけど。


で、


私はこのリラクゼーションからこの業界に入り、
「運良く」生き残る事ができて(ぶっちゃけると「しがみついた」が正解なんですが)
整体師やリフレクソロジー民間資格を得て、個人のお店を持つ事ができた。
そんな感じの流れだったわけです。


「あはき法」の、ちょっと深~い話。

ところで、上にちょこっと出てた「あはき法」。
なんで出来たか、という話を簡単に。
特に按摩師について。
ブコメで出てた「デリケートな話」をほんのちょびっと少し。


按摩というのは、昔々から中国から流れてきて、日本に定着したもので、
その主な成り手は、視覚障害者の人達でした。
今でもそういう人達の事を「あんまさん」と呼んだりして、
ちょっとなんやかやとごたごたごたごた、
みたいなこともあったりします。


で、実は、太平洋戦争後、アメリカから来たGHQによって、
「按摩鍼灸は非科学的だし不潔だから禁止ね!」
とされそうになったところを、
視覚障害者の人達の猛抗議に遭い、


GHQ側が、
GHQ「わかった!認めるからその代わりに最低限の医学の勉強は修めろよ!!」
と折れて、その和解案として、「あはき法」が制定された、という経緯があったりします。


その辺りの更に深~いお話はこの辺りを読んで下され。


あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律 - Wikipedia 冒頭文<br>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%93%E6%91%A9%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%8C%87%E5%9C%A7%E5%B8%AB%E3%80%81%E3%81%AF%E3%82%8A%E5%B8%AB%E3%80%81%E3%81%8D%E3%82%86%E3%81%86%E5%B8%AB%E7%AD%89%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B


鍼灸 - Wikipedia>2 歴史>2.2 日本>2.2.2 近代
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8D%BC%E7%81%B8#.E8.BF.91.E4.BB.A3


東京ヘレン・ケラー協会|点字出版所|点字ジャーナル|2007年10月号
http://www.thka.jp/shupan/journal/200710.html


の中盤辺りに、
>1947年のGHQ(連合国軍総司令部)の鍼灸按摩禁止問題に触れ、「この時の反対運動は凄まじかった。今はあはき法19条によって守られている(以上、引用)
とあります。


昔々、アメリカさんに禁止されそうになった按摩鍼灸の人達の中が、
時が経ち、アメリカ他欧米各国で科学的に研究され、法制化もされているカイロプラクティックの人達を、


「科学的じゃない!!しかも危険だ!!!」


と言って、科学的な研究の推進や、法による規定や規制や資格の制定化ではなく、「単なる排除のみ」をしようとしているという。


なんというか、歴史の皮肉だなぁ、と思ってしまう今日この頃です。


まあこれは、日本のカイロプラクター達の性急な普及活動のせいでもあるので、
にんともかんともなんですが………。


そんなわけで、実は、

鍼灸はともかく、按摩の技法に関しては細かく法律で規定されてるわけでは無いんですね。
というか、各流派に分かれてて、規定しようにも出来ないのが現状なんだそうです。


按摩 - Wikipedia>4 按摩の歴史
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%89%E6%91%A9#.E6.8C.89.E6.91.A9.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2


吉田流あん摩|DVD|医道の日本社
http://www.idononippon.com/dvd/massage/ivd0063-7.html


ていうか、「マッサージ」の定義自体が、実にゆるゆるというね。


マッサージ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8


Wikipedia先生でさえもお手上げ状態。


一応、法律では「国家資格持ってない人は、マッサージって言葉使っちゃダメよ?」
となってるんですけど、
これだと普通の人は、わけわかんないけど使っちゃいますよね?マッサージって。


ほんとどうしましょうね、これ?


で、


現在、いろんな手揉み屋さんが多くなったのは、実はこの裁判が発端なのですが、


免許不要の民間療法|HS無熱高周波療法
http://www4.ocn.ne.jp/~yanase3/hrk.files/900-iranai.html

|免許不要の民間療法|判決を伝えた新聞記事
http://www4.ocn.ne.jp/~yanase3/hrk.files/901-shinbn.html

(ここでは主な部分をピックアップしてリンクしてます。深く知る為には全ページに目を通してみて下さい。)


件の裁判の被告人「この法律見ると、電気治療は特に禁止されてないっすよね………?」
        「それに俺ら“職業選択の自由”っての持ってるんですよ、ね??」
裁判所     「ああー………、その通りですね。あんたの勝ち。」
厚生省     「うえっ??あーわかった、認めるよ。その代わり怪我させんなよ?」


他の人達    「そんじゃあ俺も」「じゃあ俺も」「じゃあ俺も」
厚生省     「」


こんな感じで、そこのところの「法律の穴」を突かれた結果、という訳なんです。


いや、もう、ほんと。
確かに「屁理屈」から始まったんですよね………。


しかも、次から次へ「新しい手法」が開発、導入されて、商い化され、
そして厚生省(今は厚生労働省ですね)が、その度に規制する為の通知や回答を出す。


見事なまでのいたちごっこな現在の状況、な訳なんです。


さて、

私、この業界に入って、自分の見識を広げる手段として、
いろんなお店に揉まれに行っているんですが、


その過程で、視覚障害者の有資格者の方の施術を受けた事がありまして。


あれは、当時、自宅の近所に出来たスーパー銭湯の手揉み屋でのことでした。


確か、力がめっちゃ強かった覚えがあります。
上手かったかどうかは………?
私の身体には、力、強すぎたかなー?


で、その後、
同じ手揉み屋さんで受けた、とあるスタッフのおばちゃんの施術がかなり上手くて自分に合ってて気に入って、かなりの長い間、指名をさせて頂いてて、


しばらく経って、いろいろ聞いてみたら、
「この方、国家資格持ってるんですよー」という話になり、
そりゃあ上手いはずよなぁ、と納得した、そんな思い出もあります。


ちなみにこの方は健常者の方でした。


ん?あれ?ちょっと待って?なんかおかしくね??


えーと、まぁ、つまりこういうことです。


手揉みのお店に、国家資格を持っている人がいる、事もある。


わけなんですね。


例えば、スーパー銭湯の手揉み屋にいるベテランさん。
あとは、大通りにあるリラクゼーションにいるベテランさん。


が、こういう人だったりする事もあります。


他にも、温泉宿に泊まった時に、マッサージを頼んでみました。
そしたら、目に障害がある人で、按摩さんの資格も持ってる、ていう人が来ました。
保険?まぁ、かかんなかったねぇ。
お値段?まぁ、「観光地価格」だからねー。


なんてことを経験した事がある人もいるんじゃないでしょうか?
*1


この場合、「治療の補助」ではありませんので、もちろん保険は効きません。


でも、なんでこのお店にいるんですか?
というところの詳しい事情までは、そのおばちゃんには聞きませんでしたが、
いろいろとあったんだろなぁ、と考えてみたり。


上の方であたかも境界があるように、段階的に説明しましたが、
実は業界内での境界はめちゃくちゃゆるいです。


国家資格を持っている人が、整体師の学校を開設したり、
国家資格を持っていて、なおかつ診療所を開いてた人が、リラクゼーションのお店に商売換えしたり、


こういうことが結構あります。


ブコメにもありましたが、
整骨院(柔道整復師が開設)に整体師が勤めてる、なんていうこともあります。
これはこれでまた別の問題があったりするんですが………。


それでは、


リラクゼーションと整体は「どうやって事故を回避してるか?」


私がリラクゼーションのお店に入った時に、徹底的に指導されたのが、


「“マッサージ”と自称してはいけない」
事と、
「この施術は“治療である”と言ってはいけない」
事。


スタッフは皆、このようにお客さんには伝えてはいるのですが、
お客さん側はこのビミョーな状況を全く知らない&理解してもらえないもんですから、


「ああ、マッサージねー」


とまぁ気楽に答えられちゃう事多数………。
そのたびに、どう説明したらいいのか四苦八苦してました。
というか、今でも四苦八苦中という。とほほ。


そして、次に教えられるのが、


「こういう人達が来たときにはケアをお断りしないといけない」事。


例に挙げると、酔っ払った人。
妊娠中の方。
後は、心臓病の人やガンの加療中の方。
そして骨粗しょう症の方。
んでもって、ぎっくり腰になりたての人や整形外科で加療中の人。


そして足つぼの場合は、水虫になっている人。
手から媒介感染してしまう恐れがありますので………。


あと、気をつけてケアをしなくちゃいけない人は、
高血圧の人とヘルニア既往歴のあった人。


特にヘルニアの場合は、患部を触らないように施術していかないといけなかったりする。


ブコメにも、
「施術の前になんか書類に署名を書かされた」
とありましたが、


きっとこの書類の事ですね。


体調ご確認シートについて|一般社団法人日本リラクゼーション業協会|公式サイト
http://www.relaxation-net.jp/notes.html


この書類は、


「注意書きを全部読んで頂いて、お客様からの自己申告が無かったので、「私は施術を受ける事に問題はありません」とお客様自ら証明して下さい。」
「あと、身体に問題が起こったら(激しい痛みを感じたり、気持ち悪くなったりしたら)すぐに言って下さいね。遠慮なく言って下さいねお願いしまっす!!(念押し)」


という意味があったりします。


これはですね。


お客さんに注意書きを見せても、
ざっとしか見ないで自己申告無しで施術に入って、
施術後に「実はねぇ…」と、告白される事がたまにあり、
「いや、後から言われましても………」
という事が割とありまして。


これを防止する為の苦肉の策です。
面倒くさいですけども、ご協力下されば、と思います。


そしてこれは、
お客さんが施術を受けていて、


「痛すぎる」「自分に合わない」「受け続けられない」「あかん」「やめて」


と思ったら、
途中で施術を中断するようお願いしちゃっても構わない、というわけでもあります。


どうぞ遠慮なさらず言っていただければ………

それでも、心のどこかでブレーキがかかっちゃうもんなんですけどもね………。


次に整体のお話。


言ってはいけない事と施術禁忌事項は、リラクゼーションと同じでありまして、


それでも、整体は、
手揉み屋さんやリラクゼーションのお店と比べると、
文字の印象的に、「お医者さん」に近いものがあるらしく、


たまーに、かなり重い症状の方が見えられることがあります。


例えば、ぎっくり腰や五十肩になりたて、もしくはヘルニアの疑いのある人。
整体師の施術でも手に負えない、重い症状の方には、
整形外科へ行くよう勧める事を徹底するよう、整体の学校で教えられました。


それは以前に、


「身体に支障を来たしている人が、医師の治療を受ける機会を邪魔してはいけない。」


との、厚生省からのお達しがあった為です。


私も施術の前に、お客さんになるべく詳しく身体の状況を聞いて、
あ、これ不味いかも…という時には、とにかくまずはお医者さんへ、とお願いするようにしています。


以上のことから、リラクゼーションと整体は、
事故を起こさないように、石橋を叩きながら、注意しながら、お客さんに施術をしています。
まあそれでもいろんなお客さんがいらっしゃいますので、かなりの綱渡りをしているような感覚ではありますが。


そんなわけで、「治療の機会を邪魔している」民間療法や代替医療とかと一緒にされるとひじょーに困り果ててしまいます。


少なくとも赤ん坊の頸を変な風にいじったりしないです。
そんなの無理なのわかってるし。わかんないと仕事としてやってらんないし。


違うんや!!ワシら違うんや!!!
一緒にせんといてや!!!


ヽ(´Д`)ノ

 

(ノд`)


まあ、

こんな風に、出来るだけ気をつけて事故を防いではいても、
いつかはこのお仕事できなくなる日も来るんだろうなぁ、
と、うっすらとした覚悟はしています。


だって私ら、お国に認められていないんですから。
それに、真っ当な医学のお勉強も修めきっていないしね。


この、医学のお勉強、という点が問題で
国家資格を持っている人達に、危惧されてしまうのも当たり前ってもんですよ。


それでも、このお仕事が出来るうちは、
そう、「Xデー」がくるまでは、
やっていけるだけはやってこうかな、と思ってます。


ちゃんと日々お勉強しながら、ね。


お医者様と同レベルぐらいに解剖学の対話が出来るようになるのがベスト、なんですが。
が、がんばります。


その前に、お店、軌道に乗せ切らんと、なー。


以上、おしまいです。

これは私の経験と知識から来た、個人的な雑感です。
かなりの殴り書きで、あんまりまとまっておりませんが。


ほんとはね、


「なんでリラクゼーションは人気出たのか?(私の見解)」
「整体やリラクゼーションやカイロプラクティックの(法規以外の)問題点(私視点)」
「施術者の腕の上達法と、“合う、合わない”」
「エステティシャンの悲しい勘違い」
「癒し業界の職場は“女の戦場”」
「“癒し業界”、実は超絶ブラックなんやで?」
「手揉み屋さん(医療界隈含む)は、お金大好きー」
「実はみんな、商売敵」
「割と事故率高いかも、○○○科」


と、これくらいネタいっぱいあるんだけど、
これ以上はさすがに更に超長文になってしまう&かなりヤバい領域に入ってしまうので、
とりあえずはここまで、ということで。


また機会があったら、よろしくです。

*1:まぁ温泉宿の場合は無資格の可能性も否定出来ない…げふんげふん